岩手山(岩手県)

 天気はほぼピーカン。盛岡市自体は薄曇の中、雲は岩手山だけをよけて漂っている。でも、風も無しで絶好のお登り日和となった。






岩手山(岩手県)



  
岩手山(岩手県)
 焼走溶岩流にのると、過日のトレールがバッチリついていた。それをトレースして高度を上げていく。溶岩流も途切れ、
雑木林的な樹林帯に入る・・・木が育っていないので、細枝が多く、気持ちの良いツリーランという訳にはいかなそうだ。
トロトロ登ってやっと第一噴出口跡へ到着。眼下には雪で染められた溶岩流と演習基地が広がる。雲のお陰で遠方の
山々までは見渡せないのがちょっと残念だが、上を見るといかにも!という感じの岩手山。
 わくわくしながら長い休憩を取る。



 
 

 そそる斜度と斜面を一気に直登する。出だしは良かったものの、中腹辺りから高所恐怖症としては振り返ることもままならなくなってくる「た、高いよ~足元が壁だよ~」、でも板つけていると怖くないから不思議だよなあ。そそる斜度直登は胸坂八丁なものと決まっているので、ちょっと辛い。でも下りのためには頑張る。
 ところが、山頂に近づくにつれて、ふ、風紋が深い!それは叩きつけの岩手山だからその通りなのだが、この時期もコレだけ綺麗に残っているのか~ここは滑られないなあ。と残念。もちろん板をつけてのくだりは必殺「木の葉落とし」と「お尻着き」でやり過ごす。もっと緩んでシャバシャバならいいんだろうな、ちょっと来るの早かったのかな。




岩手山(岩手県)

  


 そんな訳で下りの滑りにおいては、山頂直下は敗退し、第一噴出口までのバーンを3ターンくらいしか・・・相当締まった雪で、スピードが怖いくらいに出る出る。ターンの度にスピード落としながらのフニャ滑り。正直「あ、エッジ外したらもうサヨナラだ」と直感したもの。でもここも、春のシャバ雪ならそりゃあもう楽しいだろうな、眺めもいいし。
 溶岩流に乗ると、本日の天候により見事に春雪に。所々ビタビタするくらいだけれども、黄砂もまだ被っていないのでとても快適に下ってこれた。溶岩流を楽しんでいたらあっという間に本日の滑走終了~。


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2008年03月09日 Posted bytami at 23:24 │Comments(0)BCスノーボード

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